みなさん、こんにちは。
東京アラフォンヌのロミコです。
今回は、埼玉県の川越と秩父の間に位置する官ノ倉山と石尊山へハイキングに行ってきましたので、ご紹介します。
数年前から、山に登る女子イコール「山ガール」という言葉が使われ始め、今ではすっかり浸透していますね。
アウトドアブランドに限らずアパレルブランドでも、こぞってファッション性と機能性が高いウェアやグッズが続々と発売されており、山オトナガールたちをトリコにしてやみません。
昨年同様、気持ちの良い5月の風に誘われ、普段は都会派(飲み過ぎで運動不足、、、汗)のロミコは、今年も「山オトナガール」に変身しました。
昨年のハイキングは、ロミコのブログ記事「【東逗子】半日で大満喫!ヤッホーなハイキングへ行こう」をご覧ください。
Contents
ハイキングのコンセプト
日程:
できれば午前中でコンプリートしたい
対象:
初心者、女子グループ、カップル、家族連れ
メインテーマ:
道程に仏像や寺など山歩きだけでない楽しみも味わえる
ハード過ぎず、安全であること、
アクセス:
都内からの交通の便が良いこと
8時40分に、東武竹沢駅に到着!
この日は快晴で絶好のハイキング日和です。
池袋から東武東上線の東武竹沢まで、約1時間15分で到着です。駅前は、のどかな雰囲気が漂い、とても静かです。
休日だというのに下車したのは、私たちふたりだけでした(汗)

今回のコースは、東武竹沢駅からスタートで官ノ倉山と石尊山を目指し、下山後は酒蔵とブリューワリーに立ち寄り、東武竹沢駅のとなりの小川町駅にゴールというプランです。
駅の近くで見つけたお地蔵様へ、無事にゴールできることをお願いしました。
衣装だけは!?山オトナガールロミコ

まずは、官ノ倉山へ向かう山道の道中にある「吉田家」へ向かいます。
県内最古の国の重要文化財建造物「吉田家」
なんと、吉田家さんは、1721年に建築された県内最古の国の重要文化財建造物だそうです。駅からの道は、農家さんの家が続き、どちらの庭先にも可愛らしい花が咲いています。
駅から約20分歩いて、吉田家へ到着です。
近くには駐車場も完備され、このあたりの主要な観光スポットです。
開館時間は10時なので、中を見学することはできませんでしたが、室内には囲炉裏を使ったお料理もいただけるそうです。外観だけでも、当時の農家さんの暮らしの様子を、少しだけ垣間見ることができた気がします。
きれいな藁葺き屋根

URL: https://yoshidake-ogawa.com/
吉田家を過ぎると、野原や田んぼが広がり、まさに田舎の風景。
少しずつ山へ近づいているのを感じます。すでに、若干の疲労を感じるロミコでしたが、15分ほど歩くと、ご神木が立派な三光神社に到着しました。
御神木がハンパない三光神社
まるでお社を守っているかのような、少し斜めにそり立つ見事なご神木があります。長い間、この地を守ってきたことが窺い知れます。
小さいけれど威厳のある神社に自然と背筋が伸びますね。
小さいけれど威厳があります

平安時代から鎌倉時代にかけて、武蔵国を割拠していた児玉党の諸氏に竹沢氏がおり、その子孫が建立したそうです。
そういえば、駅名にも「竹沢」が付いていましたね。
御神木に軽く触れ、エネルギーをいただきました

山道へ入る手前には、とても大きな山藤が目に入りました。
そういえば、5月は藤の季節ですね。品の良い藤棚もいいけれど、自由に咲き乱れる山藤もとても魅力的に思えました。
ハイキングにエールを送ってくれるチアリーダーのような山藤
里山風景を10分程歩くと、抹茶色の大きな池が現れました。
お抹茶色の天王池を発見!
近くには、屋根のあるテーブル席があるので、お弁当を食べたり、ひと休みしたりするのにぴったり。池に近づいてみると、たくさんの見事な錦鯉たちが、優雅に泳いでいるのが見えます。
お抹茶のような深い緑の池

道標が現れ、いよいよ官ノ倉山の山道に突入です。
官ノ倉山の山道に突入
官ノ倉山は、標高344メートルですが、山頂からの眺めは絶景らしいので、それを楽しみに登り進めます。
はじめは、緩やかな山道から始まり、次第に斜面の角度がきつくなってゆきます。ロミコは途中から息もぜぇぜぇ、足元しか見られない余裕をなくしたシーンもありました。
官ノ倉山は左です

344メートルだからといって、侮るなかれです。
山道は想像以上に整備されておらず、ハイカーが歩いて作り上げた自然な道です。山頂に登り切る寸前には、思わず謎の奇声を発してしまいました(笑)。
時計をみる余裕がなかったけれど、山頂までは駅に降りてから2時間弱くらいでしょうか。
山頂のようす

ベンチがいくつか置かれ、そのうちの一つには、おひとり山ガールが本格的なキャンプ飯を楽しんでおられました。
アブか蜂なのか、羽音を立て、どちらかの大きいヤツが威嚇してくるので、小心者ロミコは、景色を楽しむ余裕がありませんでした(汗)。
ここから、隣に連なる石尊山を目指します。
石尊山へ
一度下山して、また一から登る必要がなかったので、ホッとしました。
約20分で石尊山山頂に到着です。
頂上のようす
山頂からの景色は格別ですが、こちらも羽音を立ててブーンと威嚇攻撃を受け、残念ながら山頂にいながら最高の気分を味わうことができませんでした。
かなり遠くまで見渡すことができます
ハイキングのクライマックス!?といえば、鎖場に到着!
ロミコは、下山で鎖場を通りましたが、石尊山から登る方は、鎖を使って登って行きます。一歩一歩慎重に山肌に打ち付けられた鎖をつたって、下山していきます。あまり混んでいなかったので、自分のペースで降りきることができました。
いざ、鎖場へ

ロミコが降りたところで、登りの方と交代です。
登りの方がハードそう

下山後、森の中を歩いていると、森林の良い香りに包まれ、野鳥の鳴き声や小川の流れる音が聞こえてきました。
森林ウォーキングって、気持ちが良いですね。
北向不動尊を発見!
下山も後半戦といったところで北向不動尊につきました。
急な階段の先には、お不動様がいらっしゃるそうですが、疲労困憊中のロミコは、階段の前で手を合わせるだけと致しました。
神社を照らす光が印象的でした

しばらくフラットな森の中を歩き続けると、いつの間にか山道を抜け、農家さんのお宅や畑が、ちらほら見えてきました。炭小屋のあるお宅もありました。
途中、また木々が生い茂るエリアがあり、味わい深い石碑を見かけました。
馬頭尊(奥)と村境(手前)と刻まれた石碑

古い神社や石碑の前を通ると、まるで江戸時代?にタイムスリップしたかのような、不思議な気分になります。
なんだか、水戸黄門のワンシーンのようです。
八幡神社の前を通り、古墳を目指して歩き進めます。
下山後、40分程歩き続け、ようやく到着です。
穴八幡古墳に到着!
江戸時代に村民がこの塚を壊し、陸田にしようとしたところ、古墳が発見されたそうです。出土品などから築造は、7世紀後半のものらしく、被葬者は不明だそうです。石室がのぞけるので、当時の造りが良くわかります。
ロマンを感じずにはいられません

後半は、小川町で、待望の(それが目的?)酒蔵巡りやブリューワリーのビールを飲みます。
その2につづく
by ロミコ
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