みなさん、こんにちは。
東京アラフォンヌのロミコです。
今回は、埼玉県の川越と秩父の間に位置する官ノ倉山と石尊山へハイキングに行ってきましたので、ご紹介します。
おさらい
その1では、江戸時代に建てられた古い農家さんのお宅「吉田家」に立ち寄り、立派な御神木がある「三光神社」でお参りし、抹茶色の「天王池」の前を通り、官ノ倉山、石尊山の登頂になんとか成功し、そして下山した後には、7世紀後半の謎が詰まった「穴八幡古墳」を見学したところまでご紹介しました。
なんだかとっても盛り沢山ですが、まだお昼なんです。
その2では、小川町駅方面を目指しつつ、途中にある酒蔵に立ち寄るところからスタートです。
「玉の井戸」の晴雲酒造
古いレンガ造りの煙突が目印で、敷地内には食事処があり、無料で酒造見学もできるので、ハイキングの帰りに立ち寄るのにピッタリですね。
晴雲の看板が見えてきました

煙突と蔵

売店の中に入ると、レジ前には、仕込水に使用される「玉の井戸」の水が、優雅に流れています。一口頂いてみると、とても柔らかい口当たりのお水でした。
結構ゴージャスな造り

試飲コーナーはないのですが、スタッフの方にお願いすると、気になるお酒のみ、試飲させてくださいます。
品評会でも受賞経験があるこちらのお酒は、オーガニック米と、自然の恵み「玉の井戸」の水を使った風味豊かなお酒が人気の秘密でしょうか。
種類が豊富ですね

URL: http://www.kumagaya.or.jp/~seiun/index.htm
雰囲気がいい武蔵鶴酒造
次は、小川町の駅前方面に向かい、武蔵鶴酒造さんへ。
こちらの敷地内にも、レンガ造りの煙突と蔵があります。酒造りは、機械に頼らず手作業にこだわっているそうです。
なんと、煙突はいまだに現役、そして予約すれば100年以上も前の蔵の中を見学できるそうです。
早速店内へ

店内は昭和テイストで、柱時計や家具など当時のまま。派手な装飾などが、なされていないところから、実直さを感じます。
まるで朝ドラのセットみたい

数種類試飲させて頂き、純米酒「武蔵鶴」と、美味しいと評判の奈良漬詰め合わせを購入しました。
色々試飲させて頂きました

URL: http://www.musashitsuru.co.jp/index.html
麦雑穀工房 マイクロブルワリー
ハイキング帰りということもあり、喉も乾きシュワっとしたい気分がマックスになったところで、お目当てのブルワリーに到着しました。
スナックか喫茶店の居ぬき?!

中へ入ると、ここに来るまでの行程ではほとんど見かけなかった20代から40代くらいの方で、カウンター席は、ほぼ満席状態。
運よく、いちばん奥の二席が空いていたので、待つことなく、すんなりと入れちゃいました。
おつまみは地元の物を使用したものが多かったです

「春の小川」と「雑穀ヴァイツェン」で乾杯

風味豊かな「雑穀ヴァイツェン」と、フルーツ系の軽やかな味わいがまさに名前のごとしの「春の小川」、どちらものど越しが良く、想像をはるかに超えるおいしさです。
この一杯を美味しく飲むために、わざわざハイキングに来たのです(断言)。
隣の席のビール通の方によると、この近くに醸造所があり、自然の素材を活かしたこだわりのビールが頂けるので、その方は遠方から通っているそうです。
自然力野菜プレート4種

地のお野菜を使った4種盛は、お野菜自体の味が濃く、とても美味しい。なんだか、ますますビールが進んじゃいます。また、近所にあるお肉屋さん「あーちゃんのウィンナー」のは、皮がパリッとして、中のお肉がプリッとする、ウィンナーの優等生的なおいしさです。
肉汁があふれるおいしさ

「ヴルールルージュ」と「小川ポーター」

いつもはビールを飲むと、すぐに炭酸でおなかがいっぱいになってしまうのですが、不思議とこちらのビールは、するりと飲めてしまうので、おかわり。
レッドカラーがエレガントな自家製ビーツを使った「ヴルールルージュ」は、口当たりが滑らかでほんのりバニラが香ります。
こちらの定番の黒ビール「小川ポーター」は、やさしいコクと苦みがあり、スッキリとした飲み心地です。
四種類のビールを頂いて思うのは、素材が違うビールなのに、このお店独特のやさしいトーンが感じられます。
それは、「水」が共通しているのか、作り手さんの「技」なのか。
地元の食材を使い、さりげないおもてなしを感じられる素敵なお店に出会えました。
URL: https://www.craft-beer.net/
餃子屋一栄
お店の方に教えて頂いたので、餃子がおいしいと評判の一栄さんへ。
中へ入ると、長いカウンター席と、その奥には小上がり席があります。お客さんの多くは餃子を注文していて、なんだか大ぶりで見るからに美味しそう。
手作り感のある外観

ロミコは、餃子と味噌ラーメンを注文しました。
大ぶりな餃子は、表面はカリっと、具はニンニクが多めで、ハイキングで体力を消耗している今、体が求めている味でエネルギーチャージしました。
表面カリカリなやつです

そういえば、昨年の東逗子のハイキングの帰りも、餃子を食べた記憶がよみがえってきました。
ハイキングの後に餃子、これって、偶然?なのか、必然なのか?
見るからに美味しそうな味噌ラーメン
URL: https://tabelog.com/saitama/A1105/A110605/11033037/
さいごに
スマホの万歩計をみると、歩いた歩数19000歩、登った階段数68階という驚異的な数値が記録されていました。昨年のハイキングより、少し頑張った感じです。
東京からさほど遠くないのに、とてものどかで、見どころが満載。
今回は立ち寄りませんでしたが、小川町の駅の近くには日帰り温泉ができる施設もあり、まさに至れり尽くせりな素敵な町です。
ハイキング後の地ビールの美味しさが忘れられず、クセになりそうです。
みなさんも、ぜひぜひ、訪れてみてください。
by ロミコ
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