みなさん、こんにちは。
東京アラフォンヌのロミコです。
さて、ロミコは小倉出身の友人のガイドで、北九州の小倉と門司(もじ)周辺に潜入してまいりましたので、ご紹介いたします。
北九州は、明治から昭和にかけて、八幡製鉄所や筑豊炭田をはじめとした日本有数の工業地帯として、日本の産業の近代化を支えた地域です。
また、関門海峡を挟んで本州に接している立地から、門司港は外国航路の拠点、貿易港として活躍しました。
すでに、【小倉・門司】本場角打ち巡り3軒、【小倉】小倉あたりをブラロミコ、【小倉】旦過市場をブラロミコ、【門司】門司港あたりをブラロミコで、アップしていますが、今回はロミコが食べ歩いた小倉のおいしいローカルフードをご紹介したいと思います。
Contents
小倉駅ナカのかしわうどん
朝うどんをいただきに、お目当てのうどん屋さんは、JR小倉駅の駅ナカ(構内)にあるので、乗車券を購入して、在来線12番ホームへ向かいます。朝だというのに、うどん目当てのお客さんでにぎわっています。
券売機で食券を買います

一口いただいてみると麺の柔らかさが、なんとも新鮮でクセになりそう。
うどん屋のおねえさんのお話によると、「ただ柔らかいだけではなく、手打ちだから麺にコシがでるのよ!」とのこと。
「かしわ」とは、細切りした鶏肉を甘辛く煮たもので、澄んだスープの上にトッピングされて供されます。電車でも頂けるように、テイクアウト対応をしているそうです。
かしわうどんとお稲荷さん

すこし甘めの味付けのせいか、食べ終わった後にほっこりしました。
URL: https://www.k-ekibento.co.jp/kashiwa-udon/
フランス菓子シロヤベーカリーのオムレット
小倉駅前の昭和な雰囲気漂うスイーツショップの前には、人だかりができていました。
隙間からのぞいてみると、ショーケース内の商品は種類豊富で、パン、ケーキと目移りしてしまいます。どれもお値段が手ごろで、中でも「オムレット40円」というそろそろ平成が終わろうとしている時代とは思えない嬉しい価格設定にビックリです。
小倉っ子に大人気

罪悪感の薄まる一口サイズがうれしい

頂いてみると、子供の頃に食べた懐かしいクリーム味と、柔らかいスポンジ生地がとても心地良いです。
甘さ控えめなので、何個でもペロリといただけそうです。
つぶしていただけば、カロリーゼロに違いない!?
URL: https://tabelog.com/fukuoka/A4004/A400401/40000704/
お好み焼き「いしん」の焼きうどん
渋い横丁の鳥町商店街のなかに戦後直後に開店した焼うどんの元祖といわれる「だるま堂」があります。小倉の焼うどんは、乾麺を使用しています。戦後直後の物資不足で焼きそば麺が手に入りづらかったので、干した麺を代用したことがはじまりだそうです。
元祖の風格(写真右)のお店

今回はそこではなく、小倉焼うどんバトルで過去に優勝経験のある「お好み焼き いしん」で、焼うどんをいただきました。
モダンな入口

麺の上にふんだんにかけられた鰹節と横に添えられた紅ショウガが、懐かしの縁日の焼きそばを彷彿させます。麺が太めですが。いただいてみると、麺の食感は柔らかく(かしわうどんに近い?)、フルーティーなコクのあるソースによく絡みます。
具材はキャベツ多めです
URL: https://www.okonomiyaki-ishin.com/
とんこつラーメンだけじゃない、おでん、おはぎがいただける丸和前ラーメン屋台
スーパー丸和の前の通りに、夕方ごろから屋台「丸和前ラーメン」の準備がはじまります。大通りから美しい夕暮れと小倉城が見えます。
城のある町っていいですね
屋台のオープンは20時30分からなので、その前に焼うどんを食べてきました。とんこつラーメンの屋台なのに、おでんの他に、おはぎまで堪能できます。
大鍋でおいしそうにおでんが煮えています
いろいろ迷った挙句、はんぺん、細ネギとタコを注文。
タコの足は食べやすい大きさに切ってくれます
〆は、やはりとんこつラーメン。
かための細麺に、ドロドロ系のスープがよく合います。本場の味と雰囲気を堪能できました。
うまかー
おおぶりのおはぎがチラチラと視界に入り誘惑してきますが、もうお腹いっぱい。
小豆ときな粉の二種類
URL: https://tabelog.com/fukuoka/A4004/A400401/40000638/
まとめ
かしわうどん、焼うどん、とんこつラーメン、おでんにオムレットと、小倉のもはやB級グルメとは言えないローカルフードは、どれもおいしく小倉の町の豊かな食文化にお腹だけでなく、心も満たされました。
きっと、かつての労働者の方も、これらを食べて頑張って働いたんでしょうね。
ごちそうさまでした!
by ロミコ
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