【大阪】中之島レトロをブラロミコ

みなさん、こんにちは。

東京アラフォンヌのロミコです。

さて、今回は大阪・中之島(なかのしま)周辺を歩いてきましたので、ご紹介いたします。

 

中之島はどんなところ?

 

中之島は、堂島川と土佐堀川に挟まれた細長い中洲で、その利便性の高い立地から、江戸時代には諸藩の蔵屋敷並び、全国各地から物資が運び込まれ、「天下の台所」とよばれていたそうです。

明治時代に入ると、払い下げられた諸藩のお屋敷跡には、大阪の近代化を象徴する西欧の建築様式を取り入れた建物が続々と竣工され、ビジネス、文化の中心地となっていきました。

東京でいうと、日比谷・丸の内周辺といったところでしょうか。

その後の1920年代頃は、大大阪時代とよばれ、東京を凌ぐ勢いで経済が発展したそうです。

なんと嬉しいことに、その当時に建てられた建物が多数現存し、現役で活躍しているそうです。

大阪在住の方にはお馴染みの光景かもしれませんが、東京からきたロミコは興味津々ですので、ブラブラ歩きながら見て回りました。

 

A. ダイビル本館

 

ダイビル本館は、田蓑橋(たみの)と渡辺橋の間にあります。数年前に旧ダイビルは壊されましたが、再利用された外壁は低層階に用いられています。

旧ダイビルは、1926年に建てられたそうですが、エントランスの趣向を凝らした装飾はため息の出る美しさです。

 

ネオロマネスク様式が用いたエントランス

 

中に入ると、吹き抜けの天井が美しい

 

ダルマイヤーカフェ

中へ入るとすぐ、ミュンヘンの有名なデリカデッセン「ダルマイヤー」のカフェがあります。ミュンヘン本店のような雰囲気がするのは、西欧風モダンレトロなビル内にあるからでしょうか。

 

クリスマスディスプレイがされたグッズコーナー

本店さながらな店内では、優雅にお茶を楽しむ方々でほぼ満席です。珈琲とアプフェルシュトゥルーデルをいただき、街歩きのプランを考えます。

 

アプフェルシュトゥルーデル

小麦感のある生地のほっこり感と、シナモンが効いたリンゴがとてもよく合います。アイスクリームと一緒にいただくと、また違った美味しさが楽しめます。

URL: https://tabelog.com/osaka/A2701/A270108/27073953/

 

B. 日本銀行大阪支店旧館

 

優雅なブレイクを過ごした後は、中之島公園に向かって歩きます。大江橋と淀屋橋の間の御堂筋に、日本銀行大阪支店旧館が見えてきました。

石造りの外壁と緑青のドームが印象的で、東京・日本橋にある日銀本店のような外観です。

調べたところ、両行とも東京駅の設計をした辰野金吾氏が手掛けたもので、大阪支店は1903年に竣工したそうです。

それは、似るのも無理はない。

 

ベルギー国立銀行を参考に、ネオルネサンス様式を用いたデザイン

中之島は、建物沿いの道も川沿いの緑道も、景観を活かしてきれいに整備されていて、たいへん歩きやすいです。

 

C. 大阪府立中之島図書館

 

御堂筋をわたり、大阪市役所のお隣には大阪府立中之島図書館があります。

1904年、住友家により建築・寄贈され、図書館として今日まで現役で使用されています。当時の住友家の財力に度胆を抜かれますね。

 

まるで神殿のような重厚なネオバロック様式

 

中へ入ると、目の前には年代物の木造階段があり、天井にはエレガントなステンドグラスがはめ込まれたドームがあります。

 

写真の構図が難しい(汗)

図書館の二階には、デンマークの郷土料理「スモーブロー」(オープンサンド)が頂けるお洒落なカフェレストラン「スモ―ブローキッチンナカノシマ」が併設されています。

オーセンティックな雰囲気漂う建物の中に、今流行りの北欧系ショップは入っているあたりは、さすがですね。

URL:  https://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27091150/

 

D. 大阪市中央公会堂

 

大阪府立中之島図書館のお隣には、大阪市中央公会堂があります。

こちらも日銀と同じく、辰野金吾氏により設計され、1918年に竣工されたものです。東京駅を彷彿させる赤レンガに、中央部にアーチがある、とても美しい建物です。

 

この日は町のイベントが開催されていました

お隣の府立図書館同様、散歩のコーヒーブレイクからウェデングまで使い勝手の良いおしゃれなレストラン「中之島ソーシャルイートアウェイク」が併設させています。

URL:  https://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27085674/

 

 

E .グランサンクスタス淀屋橋(旧大阪農工銀行)

 

中之島から南に下った北浜方面には、モダンレトロな建物が点在しているので、グーグルマップを頼りに北浜方面へ歩いてみます。栴檀木橋を渡り、まっすぐ歩いていくと、モダンレトロな低層階の外壁が目をひく高層マンションを見つけました。

調べてみると、外壁は辰野金吾氏が1917年に手掛けた旧大阪農工銀行で、数年前に、高層マンション「グランサンクスタス淀屋橋」として再生されました。

辰野氏の建物がこれだけ至近距離で現存しているなんて、すごいですね。大活躍ですね。

 

建設当時は、外壁は赤レンガだったそうです

 

F .オペラドメーヌ高麗橋(旧日本生命教育保険)

 

さらに高麗橋通りの方へ進むと、赤レンガに白のラインの入った建物を見つけました。やはり設計は辰野金吾氏でした。1912年竣工の日本生命保険会社のビルでしたが、現在は「オペラドメーヌ高麗橋」という、ラグジュアリーなブライダルホールとして人気があるそうです。

 

現役バリバリ

 

G .日本基督教団浪速教会

 

オペラドメーヌ高麗橋の裏手にある教会は、アメリカ人建築家の指導で竹中工務店が1930年に建てたものだそうです。ゴシック様式が美しく、尖塔窓にステンドグラスが施されています。歴史を感じる教会の重厚感に圧倒されます。

日本で最初の自給で作られた教会です

 

H. 芝川ビルディング

 

だんだんあたりが暗くなり始めた時に、淀屋橋駅近くにある渋川ビルを見つけました。

1927年に建てられた建物で、外壁には西欧のデザインとは異質な独特のレリーフが施されています。調べてみると、国の登録有形文化財に認定されていて、現在はおしゃれな商業ビルとして、輝きを放っています。

 

最先端のショップが入っています

 

まとめ

 

駆け足でモダンガールよろしく、中之島から北浜あたりまでのモダンレトロな建物を探して歩いてみましたが、奇跡的に戦中戦後の激動の時代を乗り越えた建物が中之島・北浜界隈には驚くほど多く残っています。

 

梅田方面に戻る大江橋にて

 

大大阪時代には、それぞれが趣向を凝らしたデザインで設計されたモダンな建物が立ち並び、さぞ華やかだったことでしょうね。

しみじみ。

ロミコが今回見て回った建物は、すべて現役活躍中で、過去も現在も、きっと未来も輝きを放ち続ける事でしょうね。

< MAP> AからH の順番で歩きました

 

by ロミコ

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