みなさん、こんにちは。
今回は、ロミコがオーストラリア・シドニーで訪れた観光客に最も人気スポット、イギリス人が入植した歴史的建造物の残る「ザ・ロックス」や、シドニーのランドマークである世界遺産「オペラハウス」あたりを、ゆるく観光してきましたので、ご紹介します。
ロミコが訪れた時期は11月上旬で、日本では秋が深まる頃ですが、南半球のシドニーでは日差しが眩しい初夏の爽やかな季節でした。
サーキュラーキー
サーキュラーキー(Circular Quay)は、シドニーコープとよばれる入り江沿いのエリアで、フェリー乗り場、バスターミナル、そして電車の駅名でもあります。
この駅から入り江を望んで、右方向には世界遺産のオペラハウス(Opera house)、中央にはハーバーブリッジ(Harbor Bridge)、左方向には、シドニー現代美術館があります。
その裏手には1800年前後にイギリス人が入植し、歴史的建造物が残る「ザ・ロックス(The Rocks)」があります。
この駅を起点に主要な観光スポットが徒歩圏内で見て回れるのが、時間のないツーリストには嬉しいですね。
ロックス
まずは、駅から西側のザ・ロックスへ向かって歩いてみます。
このエリアは、そのままズバリですが、石山が多かったことからその名がついたそうです。1800年前後にイギリス人の囚人と兵士、その家族を併せた2000人弱くらいの人たちが入植したのが始まりとのこと。
古いレンガ造りの建物に趣向を凝らした装飾が施された年代物の建物が点在し、その魅力を活かし、ショップやレストランと化して、新しい輝きを放っています。
古いレンガ造りの建物

古い建物の間には、当時の雰囲気を色濃く残した入り組んだ小路が多く点在し、まるで迷路のようです。
年代物の煙突を発見

イギリスからオーストラリアへ流刑になった囚人たちがハンマーやノミなどを使い、20年以上かけて作りあげたトンネル「アーガイルカット(Argyle cut)」に到着しました。
見た目は素朴なトンネルにみえます

なんと、24年もの歳月をかけて、囚人たちの力仕事によって作り上げたものだそうです。当時の苦労を考えると胸が傷みます。
荒々しく削られている壁面

ロックスマーケット
ロミコが訪れたのは土曜日だったので、「ロックス・マーケット」が開催中でした。多くの露店が並び、アーティストの一点もの作品から、獲れたて新鮮野菜まで、あらゆるお店が並んでいるので、歩いてみるだけでも楽しいです。
マーケットの様子

マーケットの奥には、ハーバーブリッジがあり、その下では、シドニーっ子たちに人気の最先端グルメ屋台が並び、小腹に誘いをかけてきます。
フードテントが並ぶエリア

ピザ、寿司、カップケーキ、トルコ焼!?など、ダイバーシティフードの屋台が並んでいます。中でもロミコが気になったのは、トルコのお好み焼?!のお店です。
奥で、お姉さんたちが忙しそうに焼いています

ハーバーブリッジを見ると、ウォーキングツアーに参加している方々が歩いています。
ネギ焼のような、レモンをかけていただきます

表面はパリパリ、塩味にレモンの香りと酸味が良いアクセントになっています。美味しかった。
VEGANの方も美味しく頂けるカップケーキ

雑貨を販売するテント内をぶらぶら歩いてみます。
クリスマス小物を扱うお店

クロスにおしゃれなイラストをプリントしたお店

いつ使用するか謎すぎるマスク屋さん

にぎやかなマーケットから離れ、ロックスに現存する最古の住宅「カドマンの家」まで歩いてみました。1816年に建てられ、船の管理人として、カドマン夫妻が住んでいたそうです。
当時はこの家の前まで海だったそうです(驚)

オペラハウス
次に、ロックスからサーキュラーキーに戻って、そのまま抜けて、オペラハウスまで歩いてみます。
この日は天気も多く、海沿いのオープンテラスには着飾った男女が昼間から、ピンクワインを頂いています。開放的な雰囲気がいいですね。
海沿いは、どこもかしこも、紳士淑女のためのバーに

ロミコもオペラハウス近くのバーで、ローカルピーポーよろしくピンクワインを頂いてみました。
やっぱり、屋外で昼間から頂くお酒は格別ですね。
オペラハウスに到着

ガイドブックに載っている写真より、はるかに美しく、優雅です。行く前は正直あまり興味もなかったのですが、やはり行かねば、その良さを見逃してしまうことがありますね。しみじみ。
オペラハウス内では、日本人ガイドによるツアーが催行されていますが、ロミコはお土産売り場にのみ立ち寄ってみました。
オペラ子ちゃん!?シューマイのような。。。

さいごに
古いシドニーと新しいシドニーが同時に体感できる、ツーリストにはマストゴーなエリアです。
ロックスエリアからオペラハウスまで徒歩圏内なのが嬉しいですね。週末にはマーケットが開催されるので、その時に訪れて一日じっくり観光するのがおススメです。
by ロミコ
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