みなさん、こんにちは。
東京アラフォンヌのロミコです。
今回は岡山県・倉敷を旅行してきましたので、ご紹介いたします。
人気観光スポット・倉敷はどんな町?
倉敷は言わずとしれた人気の観光地ですが、江戸時代には幕府直轄の土地「天領」であったため、各地からの物資が集まり大変栄えた町だったそうです。
現在も、当時そのままの白壁の蔵屋敷や古い町屋が建ち並び、当時の名残りを感じることができます。
日中は、風情ある倉敷川沿いを寄り道しながら歩いたり、町のシンボルである大原美術館で美術品を鑑賞したり、といった王道の楽しみがありますが、なんと夜は美観地区一帯がライトアップされ、幻想的な美しさを体験することもできます。
東京から新幹線を乗り継ぎ倉敷へ到着!
16時過ぎに東京駅を出て、新幹線とローカル線を乗り継いで約4時間弱、20時前に倉敷駅に到着です。
倉敷駅に到着

まずは腹ペコなので、お目当ての居酒屋さんへ直行します。
駅前のショッピングアーケードや繁華街を通り抜け、歩くこと10分で隠れ家的なお店が点在している静かなエリアに入り、「竹波」さんを発見しました。
モダンな割烹店「竹波」
モダンな外観

予約をしておいたので、待つことなくまずはビールで乾杯。
やはり地方へ行った際には、地の食材や調理法で料理されたお料理を地酒で頂きたいですね。
寡黙な店主がひとりで切り盛り。店内はゆったりとしたカウンター席のみで、端には初秋の小花がさりげなく飾られていています。
店内の様子

年代物の食器棚がモダンな店内と調和し、なんとも素敵な雰囲気です。
お刺身三種盛り合わせ、焼き物(マナガツオの西京漬け)、煮物、箱寿司を注文しました。
上品なお造り(イカ、鰆、鯛)の盛り合わせ

いずれも鮮度が高く、素材の力強い旨みがあり美味しい。岡山県の方は、よく鰆を召し上がるそうですが、こんなに脂が乗っていて美味しい鰆のお刺身をいただいたのは初めてかも。
さすが、地のものを食べるに限ります!
蛸のやわらか煮

程よい弾力が心地よく、上品な味付けでした。鰆だけでなく、下津井沖で水揚げされる蛸も有名ですね。
地元の森田酒造の吟醸竹波を頂きましたら、さっぱりとした飲み口で、お料理に良く合います。店名と同じなのは、偶然なのか、特注なのか? 聞きたいところでしたが、寡黙なマスターには尋ねられませんでした。
秋刀魚の箱寿司

〆には秋の代名詞「秋刀魚」を使った箱寿司を。
やさしく押されたごはんの間には紫蘇が挟んであり、これがアクセントとなって食がすすみます。
URL: https://tabelog.com/okayama/A3302/A330201/33000966/
美観地区を夜散歩
足早にお店を出て、ライトアップされた美観地区へ。
4月から9月の間は22時まで、10月から3月の間は21時まで楽しむことができます。
幻想的な月明かり

幸運なことに、訪れた夜は中秋の名月。
真ん丸お月様と、エレガントにライトアップされた美観地区は、まるで映画の世界です。
迫力ある大原美術館

珍しい蔵を発見!

大正時代に建てられたモダンな旧中国銀行

締めはシックなBar で
ライトアップを楽しんだ後は、ロイヤルアートホテルの地下1階にある「Bar HEISA(ハイザバー)」で余韻に浸ります。
エントランス

この日はジンフェアが開催されており、数種類のジンの中から好きなものを選び、ジントニックを作って頂きました。イギリスの「コッツウォルズ」というラベンダーの香りをほのかに感じるジンを使用したもの、北海道の「9148」というジュニパーベリーの風味の強いジンを使用したものを、それぞれワイングラスで頂きました。
ワイングラスで頂くと、ジンの豊かな香りがグラス一杯に広がり、ジンの味だけでなく香りの余韻も楽しむことができます。グラスを変えるだけでなんだかとっても新鮮です。
左が「コッツウォルズ」、右が「9148」

まとめ
夜に倉敷入りし、評判の居酒屋さんで地元の食材を活かしたお料理と地酒に舌鼓、その後ライトアップされた美観地区を歩きながら江戸時代さながらの町並みの非日常感にどっぷりと浸かり、ねずみ小僧気分を満喫しました。
雰囲気のあるバーで、こだわりの一杯を頂き、ライトアップされた倉敷の美しい夜に心満たされました。
明日は、昼の倉敷を楽しむ予定です。
by ロミコ
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