みなさん、こんにちは。
東京アラフォンヌのロミコです。
突然ですが、みなさんは、お伊勢参りへ行ったことがありますか?
江戸時代からいわゆる「お伊勢参り」は、我々の心を引きつけてやみません。
その魅力はどこにあるのでしょうか?
2016年の年末に、ロミコが潜入調査に行って参りました。
このホテル編では、宿泊したホテルにフォーカスした内容になっていますので、ご興味あれば、観光編、まとめ編もごらんください。
旅のコンセプト
時期: 年末年始
対象:大人家族旅行
メインテーマ:観光のハイライトは伊勢神宮参拝。タイプの違う二つのホテルで、ゆったりとくつろいで年末年始を過ごす。
アクセス:東京から賢島まで約4時間(新幹線で名古屋まで約1時間40分、近鉄名古屋線に乗り換え賢島まで約2時間)
賢島駅からはどちらのホテルまでも送迎バスサービスあり
1泊目 志摩観光ホテル ザ クラッシック
1951年創業、昭和天皇のご巡幸をはじめ、数多くの著名人が宿泊され、また海外から真珠の買い付けにくるバイヤーを意識した戦後初の純洋式リゾートホテルだそうです。近年では、2016年に開催されたG7伊勢志摩サミットで利用されたことで、世界的にも注目されて、人気は急上昇。ちなみに、サミット前にホテル内をリノベーションしたので、木目調をベースとした快適で居心地のよい空間が老若男女問わず支持されそうです。
敷地内には、オーセンティックな「クラッシック」(家族向け)とスタイリッシュな「ザ ベイ スイート」(カップル向け)の二つのホテルがあります。
老舗な外観

約2,000坪の広い庭園には、サミットで使用された写真撮影台やホテルが開業する前から鎮座されている海上交通の守り神・金比羅宮もあり、自由に散策できます。
どの国の首相になろう?サミット写真撮影台

英虞(あご)湾の絶景が楽しめるゲストラウンジでは、セルフサービスでアルコールや軽食が頂けます。思わずペラペラめくってみたくなるような装丁が美しい本や興味深い雑誌などが並ぶリーディングルームや音響設備の整ったクールなリスニングルームもありました。
どの国の首相になろう?サミットテーブル

北欧テイストなゲストルームは居心地がよく、窓から見渡せるリアス式海岸の美しい眺望にうっとりです。
お部屋の様子

忙しい日常をつかの間忘れて、読みかけの本を読んだり、この一年を振り返ったり、来年のことも少し頭によぎりつつ、ゆっくりと非日常の時間が過ぎていきます。
ゲストルームの窓からの眺め

食事は、ホテル内の「ラ・メール・ザ・クラッシック」で頂きました。
こちらのレストランは、伊勢志摩サミットや山崎豊子さんの小説「華麗なる一族」で舞台となったレストランです。お料理は、期待を裏切らない品の良い王道なフレンチです。
素材の宝庫・三重県の地産地消の素材を活かしたメニューは、どれも絶品です。
ちなみに総料理長の樋口宏江シェフは、今年度の農林水産省「料理マスターズ」ブロンズ賞を受賞されたそうです。
濃厚!伊勢海老のクリームスープ

昭和セレブが愛したに違いない美しい食器とカトラリー、そしてクラッシックな雰囲気に酔いしれます。
URL: https://www.miyakohotels.ne.jp/shima/
2泊目 THE HIRAMATSU HOTEL&RESORTS KASHIKOJIMA
東京・広尾にある高級フレンチレストラン「ひらまつ」の新業態のオーベルジュ(宿泊できるレストラン)、オープンしたばかりです。
やはり、ウリはレストランで頂けるクオリティの高い食事とおもてなしでしょうか。敷地は広くないけれど、館内はスタイリッシュでセンスがいいです。
テラスから見える景色

チェックインすると、お部屋にウェルカムデザートとハーブティーが運ばれてきます。
ひらまつクオリティなので、テンションあがっちゃいました。
さすがひらまつ!ウェルカムデザート&ハーブティー

ゲストルームは、全部で8室。私の宿泊した部屋は、柔らかく光が差し込む木製のブラインドがとても素敵で、着心地のよい部屋着を着て、品の良い調度品に囲まれ、幸せな時間を過ごせました。
非常に寝心地の良いふかふかベッドでした

ホテル内には貸切露天風呂があり、デザインはとてもモダン。夕暮れ時にはキャンドルが灯され、刻々と変化していく空の色のグラデーションを楽しみながら、幻想的な世界を満喫しました。
ちょっとバブリー!?

夕食は、昨夜の「ラ・メール・ザ・クラッシック」とはテイストの異なるひらまつ式なフランス料理です。お料理は、フォアグラのソテーからはじまり、鮑のカルパッチョ、そしてワクワクしながら待ち構えていた主人公・伊勢海老の炭火焼の登場。おいしい悲鳴がとまらないお料理にすっかり魅了されました。
伊勢といえば、やはり伊勢海老ですよね

大晦日に宿泊したので、せっかくなら初日の出を拝みもうと、眠い目をこすりつつ早起きして待ち構えていました。テラスから初日の出が昇るまでガチガチブルブルしながら待っていると、ホテルの方がカイロと温かい飲み物を用意してくださいました。うれしい気配りに感謝です。
初日の出も拝めたし良い一年になりそう。ウフフ。

お楽しみな朝食は、ひらまつらしい上品なパンの盛り合わせ
優雅な元旦

食べきれないほどのパンは、包んでくれたので、思いがけないお土産ができちゃいました。
なんと、お正月ということで特別にお雑煮が出ました。
なんともエレガントなお雑煮

実は昨夜のディナーで、年越し蕎麦をいただきました。残念ながらほろ酔いだったこともあり、写真はピンボケ。掲載できないのが残念ですが、年末年始のゲストだけの特別メニューだと思いますので、ぜひこの期間に訪れてみてください。
URL: http://www.hiramatsuhotels.com/kashikojima/
by ロミコ
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