みなさん、こんにちは。
東京アラフォンヌのロミコです。
今回は昭和の風景が残る街並みが人気の谷根千(谷中、千駄木、根津を略して「谷根千」と呼ぶらしい)にある個性派ぞろいのパン屋さんを3軒ご紹介したいと思います。
Contents
個性派ぞろいの谷根千のパン屋さん
谷根千は、テレビや雑誌、ネットなどで頻繁に特集されているので、散歩好きのみなさんなら一度は訪れたことがあるかもしれません。
和テイストなイメージが強い街ですが(みなさんもそれを求めて行くのでしょうが)、今回は敢えておいしいパン屋さんにフォーカスを当ててみました。
1軒目 Bonjour mojo2(ボンジュールモジョモジョ)
藍染大通り沿いちょこんと立っているかわいい看板ボーイ?!が目印のお店です。
看板ボーイがいれば、オープンしています

看板ボーイに誘われ、通りをのぞくと素敵な風景が。
ジブリのアニメのヒトコマにありそう

思わず童心に返ってしまう、子供が喜びそうな、とってもメルヘンなベーカリー。店頭には、ゆるカワな動物が描かれた木札のメニューがいっぱい掛けられています。動物パンに特化しているパン屋さんってあまりないですよね。
気になるパンをたずねると、奥から出して見せてくれます。
店頭の台の上にのって注文しましょう

店内には、カフェスペースもあります。
ちなみに、ロミコのお気に入りは、ミニソーセージパン(ニョロニョロくん)とハムチーズパン(タコ)です。タコは頭部に懐かし味のチーズが入っていて、足の部分はソーセージが一本入っています。
見ているだけで笑顔になるような愛くるしい外見ですが、かわいいだけと侮るなかれ、です。 キャラクターを活かした構成力に加え、味もパン生地がムッチリして美味しい、子供とお年寄りだけでなく万人受けしそうなパンです。
帰宅後、写真撮影したものがこちら
ニョロニョロくんとタコさん

以前、こちらの軒先でバイト募集のポスターが貼られていたことがありました。そこには、芸大生歓迎と書かれていたと記憶しています。
確かに、根津から上野桜木にある東京藝術大学まで近いので、芸大生のバイトさんがスタッフとして働いているのかもしれません。
ここからはロミコの妄想ですが、この「ユルかわ」な動物パンは、実は未来のアーティストによって描かれているかもしれません。そう思うと、ムネアツになりますね(笑)。
2軒目 Succession(サクセション)
へび道の一本山側にある最近名づけられた「キッテ通り」は、以前読んだタウン誌によると名前の由来は、通り沿いにレトロな雰囲気の郵便局があること、たくさんの方に来てほしい(キッテ)からだったようです。
この通りは、カフェ、セレクトショップ、東欧雑貨ショップなど、個性的なお店屋さんが点在しており、谷根千の中でも最近人気が出てきたエリアです。
サクセションはベイクショップ(焼き菓子・パン)で、今年オープンしたばかり。
まだ新しい外観、テラスではワンコがつなげるリードの設置もあり

良質な材料を使用しているせいなのか、谷根千の中ではお値段は少し高めにも思えます。アメリカンサイズとまではいきませんが、商品は大ぶりな感じです。
でも、どれを食べてもロミコの求めるパリパリ、サクサク、フワフワ感が、絶妙で、こちらの期待以上のクオリティだと思いますよ。
今まで、チャバタ(イタリア語で「スリッパ」の意で見た目がスリッパに似ていることが由来の素朴なパン)、クッキー、フラン(カスタードクリームを焼いたケーキ)、シナモンロールなど購入しましたが、どれも大人好みの本格派。
見た目も美しいので、いつもどれにしようか悩んでしまう
おしゃれなディスプレイ

カフェスペースでは、販売されているケーキやパフェなどもいただけます。
シンプルだけどぬくもりのあるカフェスペース

今回は、キッシュとマフィンを頂きました。
キッシュは、しっとりしていて、サーモンのおいしさが際立っていました。
また、マフィンは生地がサクサクで甘さ控えめ。
サーモンのキッシュとラスベリーの入ったマフィン

今まで谷根千にない感じのモダンな(代々木上原っぽい!?)ベイクショップなので、キッテ通りエリアも含めて今後ますます楽しみです。
3軒目 ベーカリーミウラ& 198 Queen st.Kingston 平澤剛 生花店
根津神社の北参道近くにある国産小麦と天然酵母にこだわっている自然派ベーカリー。店内装飾は今流行りのコンクリ打ちっぱなし、手作業の形跡に味わいがある粗削りなラスティックモダンスタイル。逗子から移転してきたそうです。
店頭ではブーケや小豆、コーヒーなど売られています

入り口付近で、パンが販売されています。いつも混雑していてお客さんが途切れません。
そのお隣では、男性主人が切り盛りしている花屋さんが営業しています。男性目線のセレクトだと、取り扱う花の色や品種がなんとなくクールな印象を受けます。
パン屋さんと花屋さんが一緒の空間で商売しているのも、斬新で新しいですね。お店の方に話を伺うと、パンとお花の香りって相性がいいんですって。パンは、店の奥で焼かれているようです。
花屋さんは、以前は谷根千の違う場所で営業されていたそうですが、物件の更新を期にパン屋さんとタッグを組まれたそうです。
パンとお花、素敵なマリアージュ

ウッディーなショーケースがイイ味だしてます

店内には、イートインスペースは広くないですが、スタンドがあり、ビールやコーヒーなども販売されています。
花屋さんは、パンが焼きあがるとお客さんへ焼き立てパンをおススメされていました。
焼き立てコッペパン

焼き立てコッペパンは「ふわっふわっ感」が、まるで天使のほっぺのようです。もし、焼き立てを購入できたらラッキーです。
ムウラさんのパンは、噛みしめて味わうハード系パン、食パンやコッペパンのようなふんわり食卓パン、タマゴサンドやコーンが入った惣菜パンなどがあります。
いずれも生地がしっかりしていて、一口食べると、良質な素材を使用していると感じます。これは、天然酵母のチカラなのでしょうか。食卓を豊かにしてくれそうな、深い味わいです。
また、食べきれないほど買ってしまったときも、冷凍保存すれば変わらぬおいしさです。
まとめ
谷根千は、昭和な和テイストの魅力がウリですが、最近はそれだけではなく、個性的でおいしいパン屋さんも点在しています。
今回ご紹介したのは3軒ですが、まだまだ魅力的なパン屋さんがありますので、ぜひ谷根千散策の際には、立ち寄って一口味わってみてくださいね。
自分好みのパンを探しにぜひ訪れてみてください。
by ロミコ
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