みなさん、こんにちは。
東京アラフォンヌのロミコです。
今回は、ハシゴ酒の聖地として人気の街「赤羽」を大人の散歩してまいりましたので、ご紹介したいと思います。
既にアラフォンヌのみなさんはご存知かとは思いますが、清野とおる先生の漫画で、酒場の他に、個性的で魅力的な人が多い町として、ますます有名になった赤羽です。
そんな赤羽を体験すべくロミコが期待に夢膨らませて駅を降り立った矢先、偶然なのか、はたまた必然なのか、いきなり駅のホームで個性的な方々(桂由美さんバリのパーティーウェアを着こなす高齢のご婦人、一本下駄でホームを駆け上がる若者など)を続けざまにお見かけし、早くも赤羽の洗礼を受けちゃいました(笑)。
Contents
赤羽はどんな町?
赤羽は、駅をはさんで西から南側は高台で、かつては「軍都」と呼ばれ、日本陸軍の広大な軍用地があったそうです。戦後は大きな団地や公園が建てられ、現在は住宅街になっています。
駅の反対側、荒川をはさんで北から東側は、歓楽街や居酒屋さんが多いエリアで、センベロ(千円でベロベロ)できるリーズナブルな居酒屋さんがたくさん営業するエリアとなり、現在では人気が出て観光地化しています。
かくいうロミコも観光客として訪れた一人ですが。
まずは、南側から歩いてみます。
赤羽駅南口から、亀々池弁財天を目指します。
亀々池弁財天
住宅街を抜けると、小さな神社が見えてきました。
以前ハシゴ酒シリーズ?!でご紹介した荒木町の「津の守弁財天」を彷彿させますね。
津の守弁財天は、以前大きな池だったようですが、亀ヶ池弁財天も同様に大きな池だったそうです。現在では、規模は小さくなりましたが、亀さんが何匹も住む子供たちに人気のスポットです。
ハシゴ酒の聖地と「弁財天」は、何か関係があるのでしょうか。
一対のヘビが住んでいた伝説があるそうです

続いて、曹洞宗静勝寺(じょうしょうじ)へ。
静勝寺
こちらのお寺は、室町時代後期に活躍した太田道灌氏が築城した稲付城(いなつきじょう)があったそうです。お城が建てられた場所だけあって、ものすごい高台にあります。
赤羽にお城があったとは、なんだか意外です。
急な石段

お寺の敷地内は、田舎のお寺に訪れたような、穏やかで安心感のある雰囲気に包まれています。
道灌氏が祀られている道灌堂

寺院巡り3つ目は、真言宗智山派の普門院へ。
普門院
こちらのお寺は、建物がエキゾチックで一見の価値があります。
特徴のある山門は竜宮城のよう

サンスクリット語が書かれた供養塔は、異国情緒がありとても美しいです。
塔にはサンスクリット語のような文字が

神社仏閣巡りの後は、いよいよハシゴ酒スタート
駅前に戻り、駅の東口方面へ。
いよいよ最初の1軒目 立ち飲みいこい支店
商業ビル(中に入っている数々の店もすごいです)の1Fにあり、すでに巡礼中の方々(?)で、にぎわっています。
まだお昼なのにイイ感じ

店内は、コの字カウンターと2~4名用仕様のテーブルがたくさん並んでいます。
メニューは貼り紙方式で、サワー200円代、刺身100円代~と、こちらが心配してしまうほど、超リーズナブル。
店内は、残念ながら写真撮影は致しませんでしたが、「酔った方はお断りします」と書かれた貼り紙が貼られて、コの字カウンターを仕切る女性を中心に、お店で働く女性がみなさんキビキビされていて、かっこいいんです。
まずは、生ビールとレモンサワーで乾杯して、煮込み(110円!)を頂きます。
あまりの安さに驚きましたが、お味も美味しく、天国のようなお店ですね。
先程のお寺の散策が幻だったのかとさえ思えてきます。
まさに、聖と俗!赤羽!
お店を出ると近くの商業ビルに、清野先生の漫画で登場した「幸福地蔵」を発見。提灯で飾られています。どうしてお地蔵さまがいらっしゃるのかは、ネタバレになってしまうので、漫画を読んでいない方はぜひ、お読みください。
歓楽街の、それもどちらかというとアグレッシブな(笑)業態のお店が営業しているビルの中ににお地蔵さまがいらっしゃるなんて、赤羽って自由ですね。まさに、安らぎ与えてくださる癒しの場所ですね。
思わず手を合わせたくなります

2軒目を目指して赤羽駅東口方面の向かう途中、個性的な看板に目を奪われました。
忍者パブ?!

伊賀だ 甲賀だ くの一だ 一寸一杯恋酒を
赤羽は、忍者や、くの一も御用達なんですね(笑)。
すごい気になりますが、営業されていないので、今日のところは、「ドロン」で。
駅前の一番街シルクロード商店街に到着
商店街の中は、休日のせいなのか、もしくはお昼だからなのか、空いているお店はまばらな印象。歩いているといつのまにか昭和へタイムスリップです。いろんなお店がひしめき合うように並んでいて、夜はきっと賑やかなんでしょうね。
雨があっても安心な商店街

その2へつづきます
by ロミコ
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